みんなおっぱい

めんどくさい人生を楽に生きたい。楽に生きる知恵を記録するよ。おっぱい。

物語は感情を動かすもの

mgkkk.hatenablog.com

漫画のストーリーが上手くいかない時は、世界観設定の作り込みを止めたり、一度プロットを捨ててみてはどうかというアドバイス

設定やプロットに囚われて、登場人物が上手く動いてくれなかったり、感情の動きが不自然になるなら、そういう枷は取っ払てみようということ。

物語から色んな装飾を取り去って最後に残るのは、「読者にこれを読んでこういう気持ちになって欲しい」という願いではないかと僕は思っていて、そこの部分さえしっかりしていれば、他の部分は何に入れ替えてでも物語として成立するのではないかと考えています。

自分も一番大事なのは感情だと思うなあ。自作のエロ小説を「読んだ人にえっちな気分になって欲しい」と思って書いてる。一番の読者は自分だから自分の性癖が最優先だけど。

最近の作品でいえばハイパーインフレーションも感情を前面に出してくる作風。頭脳戦がキモでありながら登場人物の感情がめちゃくちゃ激しい。

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ルークは絶対ハル姉を助ける、グレシャムは徹頭徹尾に金の亡者、レジャットは俺が救世主になるって画面がうるせえのなんの。

特に贋札職人ビオラの回は凄い感情が渦巻いている。天才である贋札殺しへのいわゆるクソデカ感情が描かれていて、熱い。ここからあいつを見返してやろう、ルーク達に協力しようって展開になるのもすごく自然な流れだ。感情の動きが自然だからこそ、そこから主人公たちに合流するのも自然に思えるし、読み手としては感情を動かされて熱くなれる。