お客さんがノズルを給油口に入れたのを監視カメラで確認してから、裏でスタッフが許可ボタンを押している。
セルフ式ガソリンスタンドで給油できるのは車のみ。ガソリン携行缶や灯油用のポリタンクなどには給油できない。
スタッフは携行缶・ポリタンクに給油しようとしていないか、給油口にノズルがちゃんと入っているか、タバコを吸いながら給油していないかをチェックしている。
よく考えたらそうだよな。これやってなかったらガソリンスタンドでの事故がもっとニュースになっているはず。タバコ吸いながら給油してて火事、とか。
「子供に給油させようとしていないか」も見てるとのこと。そんな親もいるんだ……。
怪しい人とか危ない人のチェックしてから許可しますよ〜!子供に給油させようとしてたり、ちゃんとノズル掴んでるかなーとか…
— clare (@N12ru3) 2023年8月16日
携行缶や船の燃料タンクに給油しようとしてるのも押せません!ガソリンは蒸気と静電気だけでも引火してとても危ないものなので実は自由に買えなくなってます!💦
危険物取扱者資格
ガソリンの取り扱いには以下の資格が必要。
甲種はすべての危険物の取り扱いが可能。乙種4類は引火性液体(ガソリン、灯油、アルコール類とか)のみ取り扱いが可能という違いがある。甲種は4類の上位互換っぽい。4類は比較的簡単でしっかり勉強すれば最短1ヶ月でとれるらしい。しっかり勉強←大事
甲種または乙4類資格者の立会があれば無資格者でもガソリンの給油はOK。セルフ式ガソリンスタンドはこれを利用して成立している。
危険物取扱者資格の中では乙4類が突出して多い。理由は
乙種第4類がガソリンスタンドの運用やガソリンスタンドにガソリンなどを移送するタンクローリー(移動タンク貯蔵所)の乗務、製造工場で広範に利用される有機溶剤・燃料・潤滑油などの取り扱いに不可欠な資格の1つであることから社会的需要が高い一方で、学歴や実務経験なども問われずに誰でも受験・取得可能なことが関係している。
ガソリンスタンドスタッフだけではなく
- ガソリンを移送するタンクローリー
- 製造工場での引火性危険物取扱い
の業務もできて便利の上、実務経験問わず取得できるから。