症状
- PPgarageで作成した立ち絵を使うとプレビューが重い、カクつく
- レンダリングが失敗してDaVinci Resolveが落ちる
立ち絵を2キャラ分使ったらめちゃんこプレビューが重くなり、レンダリングできなくなった。
対策
PPgarageでFusion立ち絵を作る前に、PSDファイルを軽量化しよう!
- 使わないレイヤーを削除
- 動画内に映らない下半身をトリミング
- 解像度を小さくする
- パーツ分けレイヤーを統合
- 常時表示させてるレイヤーを統合
- 通過セレクトを使うレイヤーを減らす※
通過セレクトを使うレイヤーを減らす
公式で重くなるから気をつけてね!と警告されている。
通過セレクトとは顔の影や頬の赤みなどの乗算レイヤーをDaVinci Resolveでも適用させるための機能。これをオンにせず影や赤みのレイヤーをDaVinci Resolve上で表示させようとすると、正常に表示されなくなる。
詳細な説明は動画に譲るとして……力技で適用させてるので通過セレクト処理は結構重くなる模様。
具体的な軽量化案
- チーク的に使用している赤みは顔レイヤーに統合してしまう
- 複数の影・赤みを使わない
- 影・赤みが差した状態での表情変化を諦める
軽量化の効果
PPgarageで生成した立ち絵を使用した動画
— ふわふわひつじ (@ShachikuFairy) 2024年11月21日
のレンダリング時間比較
背景+立ち絵を置いただけの30秒動画をレンダリングした場合……
1. 軽量化なし→38秒
2. レイヤー削除など軽量化→2秒 pic.twitter.com/B0c7uF50Mi
軽量化の内容
- 下半身トリミング
- 使わない差分を削除
- アホ毛など常時表示するレイヤーをベースに統合
- パーツ分けされていたレイヤーを統合
- 通過セレクト処理を1レイヤーのみに削減