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体の大きさが異なる哺乳類でもガンになる確率がほぼ同じなのはなぜか?


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ガン=細胞分裂の際に異常が起こり細胞死が起こらなくなった細胞

体が大きい=構成する細胞の数が多い=細胞分裂の数が多い=ガンになりやすい

マウスと人では細胞の数に5万倍の差がある。つまりこの理屈でいうと人はマウスより5万倍ガンになりやすくないとおかしい。

しかし、実際はそうではなくシロナガスクジラのような大きい動物でもガンになる確率はだいたい同じ。

この理由ははっきりしていなくて3つの仮説がある。

  • ガンが起こりにくい種だけが大型化できた(進化論的仮説)
  • 代謝が遅い大型動物では細胞分裂が遅く、ガンになりにくい
  • ガン細胞が分裂を繰り返すうちにガン細胞を攻撃するガン細胞が生まれ、古いガン細胞を攻撃することでガンが深刻化しない

3つ目、面白いなあ。ガン細胞を攻撃するガン細胞を攻撃するガン細胞……と無限ループすることでガンが深刻化しないという説。

小動物だとちょっとしたガン細胞でも問題になるけれども、大型動物だと許容量がそれだけ増える。つまり、体に支障をきたすまでに発生する細胞分裂の数が多くなる。

するとガン細胞ができたのと同じようにエラーが起こりやすく、ガン細胞を攻撃する細胞が出てくる可能性もある……と。

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