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【原神】Ver.4.0「ゆえなく煙る霧雨のように」感想とストーリー中のキャラの扱いについて

ストーリーそのものが面白かったか?というとそれほどワクワクしていなかったんだけど。いつもの原神でセリフがめっさ長いし回りくどい。

ただキャラの扱い、キャラを見せるという部分がこれまでに比べてかなり改善されていたと思う。

稲妻の煮えきれないストーリー

実装済みメインストーリーの中で一番つまんないというか、納得できなかったのが稲妻の話。

モンド、璃月とストーリー中で七神と同行する流れに変化をつけたかったのか、初めて七神と明確に敵対するという展開に。

目狩り令やら戦争やらファデュイがばらまいた邪眼やらで、積み上がっていく死傷者。死んだ万葉の友人や邪眼で老いていく哲平などなど。淑女の死※も個人的には衝撃だった。

※後で淑女の掘り下げあるんじゃないかなーと思ってたから。淑女は500年前の災厄で恋人を亡くしている。風神への当たりが強いのはそのため。ウェンティの伝説任務第二幕だけ未実装なんで500年前のあれこれやりつつ和解展開あるかも?と期待していた。あとなんかのイベントで淑女の部下が恋人の遺品っぽい剣を見つけてたりした。

そういう状況で雷電将軍側の描写もさほどなく、やったことへの謝罪もない……。

それで本人の伝説任務でフォローがあるかと思えば、特になし。あんなに悲惨なことが国内で起こったのに、稲妻城下では将軍を支持してもてはやす人々。違和感。

今でこそ普通に雷電将軍使ってるけど、当時はガチャったのを深く後悔した。崩壊3rdでは芽衣のストーリーを丁寧に描いていただけに、稲妻のストーリーにはがっかり。このあと原神をやるモチベがだんだんと薄れていった。

鶴見の世界任務とかは良かったんだけどな……。サービス開始以来、初の新マップを張り切り過ぎてストーリーが雑になったんじゃないかと思った。終盤が駆け足気味だったし。

丁寧すぎるぐらいだったスメール

稲妻から一転してナヒーダとともに行動し、人となり(神となり)に触れる機会が十分にあった。教令院に監禁されているにも関わらず、スメールのとそこに暮らす人々のことを第一に考える新参の草神。だけど何も知らない人々は先代のマハールッカデヴァタの方をずっと信仰し続けているという境遇。つらい。

ナヒーダのキャラを十分に知ってから、今度はピーチ姫状態になった彼女を助けに行くぜ!という展開は熱い。ついでに稲妻から引き続き敵として現れた散兵がラスボスで、メインストーリー終了後にはナヒーダが母親役になる関係性に(ナヒーダママ!)

そういえば、スメールに関してはこの疑似親子で上手く乗り切ったなーという感想も。

異性同士で関わると一部界隈があれこれうるさくなりがち。しかし、疑似家族(ティナリ、コレイ、セノの祭りで言ってたやつ)です!って言っとけば、同性CP派は「あの仲の良さは家族だから」でスルーし、異性CP派は「あくまで疑似だから」って済ませて恋愛に発展させればいい。

異性といえば鍾離と帰終の未実装テキストが大陸で燃えたからな……。それで疑似家族論法を覚えたのかもしれない。一部の過激派の意見はガン無視してやりたいようにやって欲しいが……。

※未実装の璃月風土誌4巻のこと。琉璃百合に関するテキストで二人がいい雰囲気になってた内容で炎上し、いまだに未実装のまま。

genshin-impact.fandom.com

からのフォンテーヌ

スメールはナヒーダのストーリーとしてはよくできていたのだが、終わってみるとナヒーダ一人の印象が強くて他が霞んでいた。

フォンテーヌはメインキャラがみんな立っていて、なおかつキャラ同士の関係性の変化もあったのが良かった。まだ折り返しなんで残り半分がどうなるかは分からないが、少なくともVer4.0の時点ではキャラの掘り下げが多かったなという感想。

  • フリーナ:へっぽこ水神

パイモンに「本当に大丈夫か?」って最後に心配されてたのは笑った。主人公に同行しない分、審判でセリフ量を稼いで、そこでキャラ見せしてたんかな。

  • ヌヴィレット:人の情緒が理解できないと悩む人外(水龍フラグ)

キャラ紹介画像の神の目が?になってたし「実は人外」の伏線っぽい。

  • ナヴィア:パパの無念をはらしたいお嬢様

ちゃんと事件が解決してパパの汚名を晴らしつつ、クロリンデやヌヴィレットとのわだかまりも解けてたのが良かった。だいたいPC間の関わりってほぼテキストで説明してて、ストーリー中に描写されることが少ないんだけど、こうやって関係性が変わるとこを見せてくれるのは嬉しい。関係性の変化はガンガン描いていってくれmiHoYo。