特化順の推奨
ホルンのスキルが全部使えるというのは共通意見。ただし、スキルの特化順には人によってバラつきがある。個人的にはこんな感じを推奨したい。
- 初心者:S1だけ特化、慣れたらS3にも手を出してみる
- 中級者以上:S2またはS3から自戦力と相談しつつ特化
大陸の特化率だとS1≧S3>>S2という感じ。
S1 照明榴弾
次の通常攻撃時、攻撃力の220%の物理ダメージを与え、遠距離攻撃の場合ダメージ発生範囲拡大、着弾マスの周囲一定範囲に敵のステルス状態を無効にする照明エリアを7秒間生成する
2回チャージ可能
※攻撃の倍率はレベル7時のもの
いわゆる強撃系スキル。一発ドでかい攻撃を打ち込む。
初心者におすすめのお手軽火力
頭を使いたくないドクターはこれだけでOK。最も汎用性が高く、どこのステージでも大抵これでいい。高難易度ステージや高速周回などでは後述のS2, S3に変えていくという感じ。
どこでも役に立つが、特に相性がいいのは手数型(エクシアやソーンズ、GG)が不利になる場面。
統合戦略#2の5層裏ボスなどは特に相性がいい。ギガモルテは攻撃した回数に応じて反撃してくるので、一発一発がでかい強撃スキルは最適なダメージソースになる。
逆に言うと手数型の得意とする敵が苦手とも言えるため、ソーンズの後ろに置いておくと互いの短所を補い合う。二人がいると楽に攻略できてしまう通常ステージはかなり多い。
※ホルンが配置しやすいマップ構成ならという条件はある
ステルス剥がしはおまけだけど……
ステルス剥がしについてはおまけ。照明エリアの効果が切れるとステルス敵に反応しなくなる。ステルス有り・無しが混在するステージでないとあまり効果がない。
だが、混在するステージではけっこう有り難い存在。例えば
- PR-D-2:前衛/特殊のSOCがドロップするステージ。ステルス敵が混じってくる。
- 統合戦略#3 火の寵児:最後の方にダブリンのステルス術戦士が一体だけ出てくる
火の寵児ではは配置不可マスのせいで、地上ユニットでブロックする場合には確定ダメージをくらう噴気孔マスに差し込みの形で置かなければならない。ホルンがいるとダメージを受けない地上マスからステルス術戦士をふっとばしてくれる。
再生位置の説明:ステルス術戦士が出てくるところ。その後、ホルンのS1によってステルスが剥がされ、パゼオンカの攻撃対象になっている。
動画ではブロッカーとしてガヴィルを置いているが、ホルンの照明弾のおかげでブロッカーなしでクリアできることもある。
S2 テンペストオーダー
通常攻撃が敵に攻撃力の190%の物理範囲ダメージを与える
オーバードライブ:通常攻撃時、追加で敵に攻撃力の40%の術範囲ダメージを与え、手動でスキルを停止すると残り全ての弾薬を発射し、HPが最大値の60%減少
弾薬数は10発、手動でスキルを停止可能
オーバードライブで術ダメージがつく弾薬スキル。ちなみにオーバードライブでつく弾薬への効果は通常効果の弾薬5発、オーバードライブ効果つきの弾薬5発として処理される。=6発目以降がオーバードライブ扱い
HP減少はあまりデメリットにならない
S2からはHPが減少するというデメリットがあるが、素質2の存在もありデメリットにはなりにくい。
致命的なダメージを受けても撤退せず、最大HP-50%、HPが全回復して、攻撃速度+18(+3)、防御力+18%(+3%)
(1回の配置につき、1回のみ発動)
ホルンのこの素質2は積極的に狙うものではなく、発動したらラッキー程度のもの。どちらかというと「HP減少デメリットがあっても医療なしでいいアタッカー」と思って使用している。これを自傷ダメージのみで発動させるにはS2にしろS3にしろ2回発動させなければならないし、効果が乗るのは3回目から。攻略ではほとんど2回までしか使わない。
S3もHP減少ありの手動停止スキルだがいくつか違いがある。
S3との違い
- 6発目以降、術ダメージがつく
術ダメージについては、シンプルに防御が高い敵に有効。生息演算では防御が高い重装がワラワラと大量に押し寄せるため頼りになる。しかし、この効果がつくのは後半の5発のみである上に、ホルンは元の火力が高いのでS3でゴリ押しでもいいんじゃというケースも。
どちらかというと次の全弾発射の方が重要。
- 6発目以降、スキルを停止すると残りの全弾を発射
全弾発射は高速周回と非常に相性がいい。例えばこの「吾れ先導者たらん」の高速周回はお手本になる。堅城砲手の癖のある攻撃範囲と全弾発射スキルの爆発力が見事にハマっている。
再生位置の説明:ホルンのS2全弾発射でフィニッシュし、タイムを短縮。
※単純な爆発力なら動画でも使われているチェンS3の方が上。
- 接近戦でも範囲攻撃になる
このスキルのみブロック中でも範囲攻撃を行う。接敵すると砲撃が停止する堅城砲手の弱点をフォローできる。
↓は障害物ありステージをホルンS2単騎で攻略する動画。障害物ブロックを上手く使って敵の進路を変更、砲撃と近接を使いこなして攻略している。
再生位置の説明:S2発動中に接近戦をしている
こういう使い方はかなりテクニカルな上級ドクター向けの運用なので、素直に火力が高いS3の方が分かりやすいかもしれない。だが、S2の方が今までになかった攻略方法を提示してくれるという魅力がある。
(他にもHP減少の仕様も異なるがここで使い分けることはほぼないので割愛)
S3 死地戦線
攻撃力+40%、攻撃間隔を大幅に短縮(-1.8s)
オーバードライブ:攻撃力上昇値が+80%になり、HPが徐々に減少(減少割合は時間と共に増加し、12秒後に最大HPの12%/秒になる)
手動でスキルを停止可能
シンプルに火力が高い。典型的な決戦スキル。
真銀斬並の火力
S2が爆発力に優れるのに対してこちらは総合火力が高い。そのダメージ量はシルバーアッシュの真銀斬にも匹敵し、素質2が発動すると軽く上回る。また、素質2発動かつオーバードライブ中のDPSという条件つきではあるが、あの遊龍チェンのホリデーストームすら圧倒する。
しかし、先述したように素質2は発動できる状況ならラッキー程度のもの。基本的にはシルバーアッシュS3ぐらいの殲滅力があると思っておけば問題はない。※スキルを一時停止しない場合
DPS计算器 - 明日方舟DPS计算器 - Arknights DPS
真銀斬(賃金斬)との差別化
一番の例はこれ。この動画は侵蝕ダメージで反撃してくるクローラー4体をS3でまとめて殲滅する動画。
これはホルンだからこそ攻撃が届く例。真銀斬の攻撃範囲は横に伸びる形であり、クローラーの攻撃範囲外から4体を倒すことができない。だが、ホルンなら反撃をくらわずに処理できる。また、この動画の後半ではボスのファーストトーカー2体をまとめてS3で倒している。
逆に横に広がった敵配置をホルンは苦手とする。このような配置だとムリナールまたはシルバーアッシュの方が適切。
スキル回転率が良い
他にも真銀斬に比べてスキルの回転率が良いという利点がある。
- 死地戦線 初期SP:25 必要SP40 → 初回はSP15が必要
- 真銀斬 初期SP:60 必要SP90 → 初回はSP30が必要
真銀斬は2回目の発動にかなり時間をくう。よって使い捨ての形で使われることが多い。対してホルンは同等の殲滅力を持ちながらSP40で発動可能であり、手動停止によってさらに回転率を高められる。長く居座る必要がある場面、2回以上スキルを打ちたい場面ではホルンの方が適している。
↓は危機契約「ロンディニウム辺縁区画」で触手の群れを吹っ飛ばす動画。グラベルを差し込みつつ、まとめて敵を倒している。
この動画では拘束スキルを持つ術師が出てきたタイミングで2回スキルを発動している。おそらくホルンS1では敵の殲滅が間に合わないし、2回目以降SP90を要求する真銀斬はもちろん適当ではない。(ホルンの位置以外であればシルバーアッシュの採用する余地は十分にあるが)
手動停止スキルは難しい。うっかり事故の可能性
特にS3はS2と違いじわじわとHPが減っていき、時間経過でさらに加速する。スルトS3と同じタイプである。S2と比べると制御が難しい。
素質2で1回は復活できるはずなのに、うっかりするとS3のせいで撤退させてしまうことも。(一敗)
ただ使いこなせれば楽しいオペであるし、初心者ドクターはまずS1から始めてみて欲しい。